株式会社片桐鉄工所

製品紹介

ロータリーバルブ

汎用ロータリーバルブ

汎用的な両軸受ロータリーバルブです。粉体の定量切り出しと差圧シールの両機能を備えており製造現場、発電所、処理場などの多くの場で使用されております。角・丸取合い、小型~大型、様々な仕様が製作可能です。点検口、噛み込み防止、付着防止などのオプションを追加することができます。ローターはSS400,SUS304が基本ですがご希望材質があれば、ご相談ください。

サニタリ式ロータリーバルブ

食品・薬品の粉粒体(穀粉・調味料・粉薬)製造現場で使用されている定量供給バルブです。インラインでの分解・内部洗浄・点検・組立が簡単にできるため、衛生面で非常に優れた製品です。
粉体塗料・トナー等の製造ではその優れた機能性や利便性を評価いただいています。ベース・カバーを含めALL SUSにての製造も可能です。

特殊仕様ロータリーバルブ

下記は一例です。

ブロースルーバルブ

圧送ラインに直接つなげることができるロータリーバルブです。圧送のブロア風が直接ローターポケットに当たるため粉体のローターへの付着が少なく、衛生的かつ高密閉度の輸送が可能です。ラインへ直接取り付けのため省スペースです。
比重が小さな食品(粉ミルクやインスタントコーヒー)の製造に用いられるほか、大型タイプは荷役作業に使用できます。

掻き取り式ロータリーバルブ

付着性のある粉体の定量排出に最適なロータリーバルブです。ローターと掻き取りスクレーパーが同期回転することで、ローターポケット内の粉体を掻き出し、安定した排出量を得ることができます。
付着しやすい加湿石炭や加湿飛灰・加湿産廃物の排出用に発電所やごみ処理場で用いられています。

バイオマス用ロータリーバルブ

バイオマスボイラへの燃料(木質チップ、プラスチック燃料など)供給に使用します。噛み込みや詰まりの少ない構造であるため形状が大きな粉体に最適です。ごみ処理場の破砕物処理にも本ロータリーバルブが多数使用されております。

高温・高圧用ロータリーバルブ(IGCC用ロータリーバルブ)

長年粉体装置に関わってきた弊社の経験と実績の集大成として、高温高圧対応の軸封装置を開発し特許を取得しました。
この軸封装置を備えたロータリーバルブは現在国内3ケ所すべてのIGCC(石炭ガス化複合発電)で採用されております。
本軸封装置は、ロータリーバルブ以外にも、高温高圧化環境の様々な機器への応用が期待されています。
また、軸封トラブル解消にも大きな役割を果たしていくものと思われます。
(仕様例:設計圧力3.97MPa、設計温度450℃)

チタンライニングロータリーバルブ

腐食ガス、海水など腐食性のある環境に最適です。
ライニング加工により、オールチタン製より大幅なコストダウンが実現できます。
チタンと母材の境界は肉眼ではほとんど確認できません。
技術力を高く評価いただいております。

耐摩耗ロータリーバルブ

近年の粉粒体プラントでは、効率向上のために、高シール性ロータリーバルブが要求されています。
ロータリーバルブのシール性を高めるには、クリアランスの保持とグランド部の長寿化が必須条件ですが、従来のロータリーバルブは耐摩耗能力が乏しかったため、要求に応えることができませんでした。
このたび当社が開発したロータリーバルブは、摺動部に超硬金属を溶射し、さらに軸封部に特殊構造を持たせることによって、耐摩耗寿命が従来の10倍以上(当社比)という飛躍的な性能向上に成功しました(特許出願中)。
摩耗性のある粉体(例:焼却灰、鉱物粉)の空気輸送で、特に出口側が高圧の環境で、効果を発揮します。

(もみ殻用)吸引機能付ロータリーバルブ

もみ殻の吸い込み、お困りではありませんか?
散布時、詰替え時、舞い上がるもみ殻を吸い込んで体調を崩される方のために「吸引機能付ロータリーバルブ」を採用しませんか?

【構造としくみ】
タンクなどの下に取り付けて稼働させることで、一定量のもみ殻を袋や容器に詰め替えられます。出口側の分岐部に設けた掃除機で舞い上がったもみ殻だけ取り除くので舞い上がりません。
もみ殻の量、タンクサイズなどに合わせて設計・制作いたします。
※もみ殻以外にもご使用いただけます。舞い上がりでお困りの現場にぜひ!

【ロータリーバルブとは】
内部の羽根車の回転により一定量の粉を切り出す機械です。回転を止めれば、粉は外へ出なくなりますので必要な分だけ粉を取り出すことができます。

その他の粉粒体機器

主原料供給から添加物供給まで、最適な粉粒体加工装置をご提供しています。

二重ダンパー

上下2つの弁を交互に開閉することで差圧を常にシールしながら粉体を排出する機構です。
駆動方式は、エアシリンダー式、電動式、手動式があります。弁板はゴム製パッキン付が基本ですが温度に応じてメタルタッチも可能です。入口出口は角・丸いずれも可。4ヶ所設けられた点検口により内部清掃や弁板・部品交換が容易に行えます。

スライドゲートバルブ

手動式(ハンドル、チェーン式)、エアシリンダー式、電動式の製作が可能です。入口出口はご希望のサイズに合わせて製作いたします。(角・丸いずれも可)

パッキンレスタイプスライドゲート

シール部にパッキン構造を設けないスライドゲートです。
軸・弁板の摺動によるパッキンのむしれ、製品への入り込みがありません。
食品、医薬品など衛生面を要求される現場に最適です!

導入例(2017年)
口径:□200
面間:50mm
材質:SUS304

※取合い口径・面間・材質については、ご相談ください。

高シールタイプスライドゲート

弁板が閉じる様子(動画)

弁板を持ち上げ、入口シュート先端と密着させることで、シール性を向上させたスライドゲートです。
面間が小さいところでもご使用いただけます。
圧倒的なシール性により、液体(水道水)シールに成功しました!!

採用例(2016年)
口径:450A
水圧:10kPa(水道水)
面間:70mm
※圧力、取合口径、面間についてはご相談ください。

二方切替シュート/弁

ケーシング内のスウィング式弁体の位置を切り替えることにより、粉体の流路を変える構造です。
手動式、エアシリンダー式があります。分岐方式はト型、Y型いずれも可。入口出口は角・丸、可。開度、面間寸法は打ち合わせにて決定致します。シール性が要求される場合は弁板全周をゴムライニングすることもできます。

専用機

お客様のご要望に応じ、一品一様にてお作りします。
具体的な機器仕様が決まっていなくても構いません。
「こんな機械は作れませんか?」の一言から、これまで多数の機器が生まれました。
下記は、ほんの一例です。

3M 直線自動溶接機(Tig)& ならし機

2018年6月5日付日刊鉄鋼新聞、北陸・信越版に「直線自動溶接機(Tig)& ならし機」が掲載されました。
記事は こちらからご覧いただけます。

簡単操作で、板の仮付け無しで位置決めが出来ます。
ティーチング作業が必要なく簡単に操作出来ます。
市販溶接機を使用している為、複雑なメンテナンスが必要ありません。
目視によるライン確認が出来ます。
バックシールドで裏波が出来ます。
肉厚冷し金で溶接歪を押えています。

ならし機操作は手動ハンドルとボタン1つ。
騒音、振動が全くありません。
硬質ブレードにて均圧にならします。
ならし圧力はハンドルの回転で調整します。

2台並んでも小スペース。
2台とも道具感覚で動かせます。

縦型真空炉

つくば市・KEK(旧・高エネルギー研究所)納入加速器の能力増強・付帯設備として製作。縦型真空炉で、超大型真空ユニットの空焼処理(アニール・ブレージング)ができます。本体側の内部に設けたステージですべての作業・処理ができるため、振動を与えることなく真空熱処理をします。真空炉内部品の脱気処理や大口径配管(容器)の真空熱処理に適しています。

仕様一例

容積 Φ1800×3900h
能力 700℃ ×10‐8Pa
材質 SUS310S

その他の製作例

昇降装置昇降装置
鍛造品整列装置鍛造品整列装置
圧搾スクリュー圧搾スクリュー
ベースプレート取付台車ベースプレート取付台車
サニタリ用スクリューサニタリ用スクリュー
大型真空容器大型真空容器
粉体混合機粉体混合機
フレキ管溶接フレキ管溶接

軸封装置(特許)

軸封部 外観
軸封部 外観
3.4MpaG
3.4MpaG
特許証

粉粒体供給機器の主軸からの気体や微粉の漏洩を防止する装置を粉粒体軸封装置といいます。

粉粒体装置の需要は従来、圧送用(6000~8000mmAq)が主流でした。
近年環境問題・エネルギー問題が課題となり、高効率化を目指す産業界からの要望を受けた様々な企業が、高温・高圧の軸封装置製作を試みましたが、結実させることができませんでした。
軸封部(主軸)からの漏れは、軸の摩耗が急速に進み大きな2次災害に繋がる恐れがあるため、優れた軸封装置の開発が待たれていました。
長く粉体装置に関わりその特性を熟知した当社が、その装置製作に関わったのは1981年です。当初は市場の需要も汎用品程度でしたが、現在は圧力容器の軸封という要求に移ってきました。試作品作成・負荷試験を繰り返し、1982年に耐圧 20kg/cm2(2MPaG)の圧力容器用の軸封装置を完成させました。
その後さらに開発・改良を重ね、耐圧34kg/cm2(3.4MPaG)高温 450℃ の軸封装置を開発して、特許を取得しました。当社のこの軸封装置は、各企業における既存装置での軸封トラブル解消に大きな役割を果たしていくものと思われます。

当社のこの軸封装置搭載のバルブが国家プロジェクトのIGCC(石炭ガス化複合発電)福島勿来発電所、福岡若松事業所、広島呉大崎発電所の3か所に原料(微粉炭)供給バルブとして採用されています。
今後このバルブは、微粉鉱物から様々な成分を抽出する乾留器への原料供給装置としての展開が期待されます。